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ティインググランドでのルールとマナー
各ホールの第1打を打つ場所がティインググランドです。ティーショットはそのホールの流れを決める大事なショットになりますから、特に集中して打ちたいと思うゴルファーが多いです。ですから、ティインググランドで大切なことはティーショットを打つ人の邪魔をしないということですね。

 ほとんどのゴルフ場では1〜9番ホールまでをOUTコース、10番から18番ホールまでをINコースと呼んでいます。OUTコースはクラブハウスから離れていくように設計されていて、INコースはクラブハウスに戻ってくるように設計されています。

 必ずしもOUTコースから回るわけではないので、予約をした方やキャディマスター室の指示に従ってください。最初のホールに着いたら、まず打つ順番を決めます。このなかで一番目に打つ人のことをオナーと呼びます。

 1番ホールと10番ホールには、金属でできた4本の棒が用意されています。この棒には線が入っていて、この線の本数が打つ順番を表します。最初のホールではこの順番でティーショットを打ちます。

 これ以降のホールは前のホールの打数が少ない人から順に打っていきます。もし前のホールの打数が並んだ場合には、その人たちについては前のホールの打順で打つことも覚えておいてください。

 また、レディースティーを使う女性は、レギュラーティーを使う人たちが全員打ち終わってからティーショットをすることになります。レディースティーを使う女性が2人以上いる場合には、このなかでもティーショットの順番を決めておいてください。

 半分の9ホールが終わった段階で昼食を食べるのが一般的ですが、昼食後の最初のホールのティーショットの順番は、午前中のスコアの順にする場合と、仕切り直しにもう一度決め直す場合とがあります。どちらにするかは、同じ組の人たちで相談してください。

他の人のティーショットを邪魔しない
 ティインググランドで守らなければいけないマナーは、「他の人のティーショットを邪魔しない」ということです。自分がされたら嫌なことをしなければよいわけですね。

 「邪魔をしない」ためには、打つ人以外はティインググランドに上がらないということが重要です。ティインググランドに上がるのは自分の順番が来てからです。気持ちは分かりますが、他の人が打つときにティインググランドで素振りをするのは言語道断です。

 また、ティーショットを打とうとしている人の視界に入るところにいてもいけません。特に、背後には立たないようにしてください。バックスイングの際に目に入ると集中の邪魔になるからです。

 物音にも注意が必要です。キャディーバッグから「ガサゴソ」とボールやティーを探す音は、ティーショットを打とうと集中している人にとってはとても耳障りです。他の人とコソコソと会話するのもいけません。

 ティーショットを打つ人が準備を始めたら、静かに見守りましょう。

空振りをしてしまったら
 ティーショットでの空振りは初心者にはよく見られます。この場合は、ティーの上にボールが残っていれば、次のショットをそのまま第2打として打ちます。ティーの上から落ちてしまった場合には、次のショットを2打目としてそのままの状態から打ちます。

 ただ、空振りをしても初心者の場合には、一緒に回っている人たちによっては「素振り」として大目にみてくれる場合もあります。この特別ルールが適用されるのは、あくまでもあなたが初心者の場合に限られますし、一緒に回っている人たちの好意だということだけは忘れないでおいてください。

OBになってしまったら
 ティーショットが大きく曲がってOBになってしまうということは上級者でも起こります。この場合には、全員が打ち終わった後に、第3打としてもう一度ティーショットを打ちます。またホールによってはOBの場合、「前方特設ティーより第4打を打って下さい」と書いてある場合があります。いわゆる「前進4打」です。この場合には、この指示に従ってください。なお、特設ティーでもティーアップが可能です。

 ティーショットがOBかどうか疑わしい場合にも、暫定球として第3打目を打っておいてください。「暫定球を打ちます」といえば同じ組の人たちにも分かってもらえます。最初に打ったボールがOBでなければ、こちらのボールで2打目からのプレーを続けます。OBであれば、後から打ったボールで4打目からプレーを続けてください。この時に、プレーに使わなくなった方のボールを拾うのを忘れないようにしてください。
 
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